サックスプレイヤーのポール・ウィンター(Paul Winter)とその仲間たちからなるポール・ウィンター・コンソート(Paul Winter Consort)は、1960年代後半からニューエイジ・ミュージック、ヒーリングミュージックの傾向を深めている。1972年に発表したアルバム『イカロス』は、ビートルズのプロデュースで有名なジョージ・マーティンがプロデュースを務めている。このアルバムの録音に参加したほとんどのミュージシャンたちは、ジャズ・グループのオレゴンへ移った。コンソートは、長年にわたり異なるミュージシャンで続けていた。
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Paul Winter Consort / ポール・ウィンター・コンソートの活躍
1993年に発表したライヴ・アルバム『スパニッシュ・エンジェル』は、第36回グラミー賞で最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞を受賞し、ポール・ウィンターにとって初めてのグラミー賞獲得となった。
これ以後、『Silver Solstice』(2005), 『クレストン (Crestone)』(2007), 『Miho: Journey to the Mountain』(2010)の3作品が、同じ部門のグラミー賞を受賞の快挙を遂げている。
Paul Winter Consort / ポール・ウィンター・コンソートのディスコグラフィー
- ウィンター・コンソート (The Winter Consort) 1968
- サムシング・イン・ザ・ウィンド (Something in the Wind) 1969
- ロード (Road) 1970
- イカロス (Icarus) 1972
- Earthdance 1977
- コンサート・フォー・ジ・アース (Concert for the Earth) 1985
- Wolf Eyes 1989
- 木を植えた男 (The Man Who Planted Trees) 1990
- Turtle Island 1991
- スパニッシュ・エンジェル (Spanish Angel) 1993 グラミー賞受賞作品
- Silver Solstice 2005 グラミー賞受賞作品
- クレストン (Crestone) 2007 グラミー賞受賞作品
- Miho : Journey to the Mountain 2010 グラミー賞受賞作品
- Flyways 2011