エンヤ (Enya、本名 Eithne Patricia Ní Bhraonáin 、1961年5月17日 ) はアイルランドの歌手/音楽家である。
エンヤとはケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンのことであり、彼女のプロデューサーであるニッキー・ライアン、その妻であるローマ・ライアンとの共同プロジェクト名でもある。
アルバムの代表作に『Watermark(ウォーターマーク)』『Shepherd Moons(シェパード・ムーン)』『Amarantine(アマランタイン)』などがあり、シングルの代表作に「オリノコフロー Orinoco Flow」「I’m Not A Girl, Not Yet A Woman」「I’m A Slave 4 U」「Toxic」「Till the World Ends」など多数がある。
Enya / エンヤのアルバム
・ Watermark (1988) / ウォーターマーク
・ Shepherd Moons (1991) / シェパード・ムーン
・ Amarantine (2005) / アマランタイン
・ The Very Best of Enya (2009) / ベリー・ベスト・オブ・エンヤ
・ A Day Without Rain (2000) / ア・デイ・ウィズアウト・レイン
・ Dark Sky Island (2015) / ダーク・スカイ・アイランド
Enya / エンヤの活躍
生まれ故郷であるアイルランドで活動を続けており、各国でアルバムが発売され、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌も担当するなど、世界的な人気を得ている。
日本でもCMや番組のエンディングなどに彼女の曲が多用されている。
クラシックと教会音楽を基礎に、故国アイルランドの音楽など、さまざまな要素を含有しており、ワルツ調の3拍子やその他変拍子の曲も見受けられる。
メインボーカルやバックコーラスを彼女自身の声で幾度も録音し、重ねることでダイナミックかつ荘厳なサウンドを生み出すのが一番の特徴。
そのエンヤ自身の声のコーラスと彼女自身が好む深いエコーが、終始一貫して広がりのある音を生む。